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田中の部屋
「ふと振り返ると、それは”窮地”だった」

「ふと振り返ると、それは”窮地”だった」

 

 

社会起業大学田坂名誉学長の基調講演の中で、

 

「事業を進めていく中で、必ず“もうダメだ”

と思う瞬間があるが、それを乗り越えられるだけの思いや

志をもっているかどうかが、社会をより良くする事業を

成し遂げられる人物になれるかどうかの境目である。」

 

という話がありました。

 

その話を受けて、私自身の昨年の状況を

思い起こしてみると、2回ほど、

窮地に立たされた時があったことに改めて気づきました。

 

双方とも、今考えれば、とても大きな窮地で、

よくまあ乗り越えることができたな、と我ながら思います。

 

あの時に、あの人が助けに来てくれなかったら、

あの助言がなかったら、あの誘いがなかったら、

今頃どうなってただろう、と思うと背筋が凍る思いです。

 

「強い思いをもって諦めずに事業を続けていけば、

窮地に陥っても必ず救いの手が伸びるものだよ。」

 

と多くの起業家がセミナーなどで言っていますが、

自分もそうなんだなと改めて認識しました。

 

と同時に、もう1つ、とても重要なことに気づきました。

 

それは、

 

今振り返ってみると“窮地”なのですが、その時の自分は、

かなり大変だと思っていても“窮地”とまでは思ってない、

 

ということです。

 

つまり、“窮地”に陥っているはずの当時の自分は、

必ず物事が良い方向に向かうであろう事を信じて、

とにかく目の前のやるべきことに集中していて、

それ以外のことを考えてなかった、

というのが、その時の私の素直な感覚です。

 

後先を考えずに、その時やるべきことに集中していた、

そんな自分の状況を思い出しました。

 

もしかしたら、

 

「今を生きる」

 

ってこういうことかもしれない。

 

と改めて思います。

 

是非、皆様も、過去に“窮地”に陥ったときのことを

思い起こしてみてください。

 

今を一所懸命に生きる自分に気づくかもしれません。

投稿日時: 2015年3月15日 4:46 PM トラックバックURL

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