4月19日(木)19時30分―。
25名近くの人数が集まり、室内が狭く感じ始めた頃―。
ゲストの木村さんが、壇上に立ちました。
とてもスマートで、サーフィンで日に焼けているお姿の木村さん。
ご自身の幼少の頃からのお話を、淡々と静かに語られ、徐々に私たちは、木村ワールドに引き込まれていきました。
木村さんは、紆余曲折、何度もどん底に落ちて、人に会うのも嫌になり、生きる意味を考え、友人に支えられ、・・・と
自分との戦いを赤裸々に語り、熱く真剣に私たちに訴えてくれた木村さん。
そんな熱いメッセージが、参加者の多くの心に響いた講座でした。
ここで。
少しだけ木村さんの講義内容をお伝えします!
【挑戦と失敗の定義】
挑戦とは、「生きている証」
失敗とは、「成功へのばね」
「私にとって一番のリスクは、挑戦をやめて現状に流されることだ。」
【キャリアの考え方で伝えたいこと】
①日々全力
「与えられた環境で一生懸命やることで、必ず得られるものがある。」
「明日死んでも良いと思える位、今日を真剣に。」
「今が大事、今日ベストを尽くしたか?」
②自分軸をもつ
「人と比べない」
「周りで起きる出来事は、すべて自分が責任」
「自分軸をしっかりもって、それを表に出していこう」
③人の良いところを見る
「自分の良いところを知る」
「苦手な人も、良いところを見つける」
そして、第2部は・・・
キャリトレ代表の田中勇一氏と、キャリトレ事務局の江上朋良氏、
さらには受講者の皆さんも巻き込んだ参加型ディスカッションタイム。
皆様からのするどい(!)ご質問も多数頂き、とても 有意義な時間でした!
ここで出た質疑応答を、少しだけご紹介します。
【質問1】
質問
「やりたいことをやれていない状況をどうしたらよいか?」
回答
「まず、やりたいことに比重を置くようにしています。
そう思って過ごすことと、思わないのとでは大きく違います。
時間配分(タイムコントロール)を意識することです。」
やりたい事をしている時間を増やす。
↓
やりたいことが膨らむ(やりたいことが見つかる)
↓
関わっている時間が長くなるので、やりたい事(好きなこと)が得意になる。
【質問2】
質問
「事業で最悪な状況から抜け出した秘訣を教えてください。」
回答
「何よりもキャッシュが大事。
最悪な状態でも、資金ソースを確保しているか。
そして、アイデアが生まれず行き詰まったときは、
アイデアを出してくれる人に相談する。
(相談できる人がいるかどうか。)
でも、何よりも一番大事なのは、ポリシー。
この会社は、世の中で必要なんだ。
世の中であるべきなんだ。使命がある。
という強く思うことが、重要。」
どん底から乗り越えた木村さんのお話は、確信に満ち溢れており、私たちに勇気を頂くことが出来ました。
次回「キャリアの正しい考え方講座」も、皆様の心に響く素敵な出会いを提供して参ります。
引き続きのご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます!
投稿日時: 2007年4月24日 1:37 PM