自動車メーカーを中心とした派遣社員の一斉解雇など、不景気なニュースが多く、2008年は先行き不安の気持ちのまま終わりそうだ。なんかさみしい年末年始になりそうだ(^^;)
2009年を明るく迎えるためにも、改めて今年の金融不況の意味を自分なりに考えてみた。
その時に参考になったのが以下の本。
「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」 (出版社:5次元文庫、著者:安部 芳裕 )
市民革命、産業革命、世界大戦などを通して、如何にしてロスチャイルド家が金融という仕組みを通して資本支配の世の中をつくっていったか、ということが史実をもとに非常にわかりやすく説明されている本で、私も大いに学ぶところがあった。断片的な情報は私も知っていることもあったのだが、ここまでしっかりとまとめて説明している本に出会ったのは初めてである。
資本主義の仕組みが、高度成長時代を生み出し、そして(一部の国だけではあるが)物質的に豊かとなったことは事実である。だから、この資本支配の仕組みを否定するのもおかしいと私は思う。
ただ、資本主義の仕組みが、多くの貧しい人々の犠牲の上に成り立っているわけですし、更に豊かな生活をおくっているはずの先進国の国民も、物質的な豊かさは手に入れたが、その代償として心の豊かさを失ってきている。
そう、今年起こったこの金融不況は、まさに
”金融という仕組みをもとに、資本が支配してきた世の中が終焉を迎えていること”
を示すものだと私は考える。
とすると、この不況を脱していくには、従来の考え方ではダメであることがわかる。
それなのに、日本政府がやろうとしていることは従来と変わらず財政出動に頼るのみ。ま、政府に頼ること自体が、従来の考え方かもしれない(^^)
じゃ、私たちはどうしたらよいのだろうか。
答えはこれから考えていくことになるが、少なくてもお金や”もの”が私たちを幸せにしないことは、良くわかったと思う。もっと、”自分たちにとっての幸せ”を真剣に考えていくことがまずは重要なんだと思う。
私はこういった時代だからこそ、もっと自分の内にあるもの、“自分の心から沸き起こってくる欲求”、”心の底からの感動”、”使命感”、などが本当に大事になってくると思う。
まさしく、”RE SOUL (原点回帰、本来の自分にもどる)” が何よりも求められていると、強く思う。
いよいよ、2009年は私たちにとって本当の始まりの年になりそうだ!
そう考えると、心の底からワクワクしてきた。
来年も良い年になりそうだ(^^)
投稿日時: 2008年12月28日 9:31 PM トラックバックURL