「生命力(生きる力)をよみがえらせる」
ファッションショーに登場するモデルをみていてい気づくことは、
スタイルや顔立ちの良さはもちろんのこと、その野性味というか、
力強さである。
その周りを圧倒するような存在感や迫力もまたモデルの魅力だと思う。
さらに、何かを成し遂げた人をみてもわかるが、その人の持っている
オーラというか迫力は、人を魅了する何かがある。
そう、人はキャリアを考える際に、学歴や資格、さらには知識、経験
の習得に励む傾向があるが、
何かを成し遂げるために必要なことは、それだけではなく、
人としての迫力というか、野性味というか、いわゆる生命力を身につける
ことも欠かせないのである。
意外とこのことに気づいている人が少ないのも事実ではあるが、
仮に気づいたとして、どうやって野性味というか生命力を獲得するのか
わからないという人も多いと思う。
とある小学校の標語に、
「子どもの生きる力を育む」
というのもあったが、教育の現場でも子どもの生きる力をどうやって
伸ばすのかを試行錯誤している様子がわかる。
しかし、冷静に考えてみると、
どんな生き物にも生命力は宿っている訳で、
私たちにだって生命力は宿ってない訳はないのである。
そう、自分が本来持っているはずの生命力を呼び覚ませばよい
のであって、わざわざ生命力を育てる必要はないと私は考える。
では、どうやって生命力をよみがえらせるのか。
やり方はシンプル、
自分が本来もっている感覚や感性を磨いていくことである。
例えば、食事をしていて“美味しい”と感じる機会を増やしたり、
心から素晴らしいと思える、音楽や美術にであったり、
心から楽しいことを増やしたり、悲しいときや辛いこと、怒りも
素直に表現したり、好きな人と一緒にいる時間を増やしたり、
さらには、眠いときにはねて、お腹がすいたらご飯を食べたり、、、
生きるために必要なことを、
“ひとつひとつ丁寧に感じながら”生きていく。
そんなことを繰り返す中で、自分の本来持っている生命力が
呼び覚まされていき、内面から湧き出てくる生きている喜びに
満たされていくことでしょう。
そして、その先に本来の自分の力を発揮する場が待っている。
今まで以上に、ご自身の原始的な感覚を意識してみては
いかがでしょうか。
これまでに気づかなかった本来の自分を発見するかもしれません。
投稿日時: 2015年11月15日 2:50 PM トラックバックURL