疲れは知らず知らずにたまるもの。
仕事が好きな私は、「たまには休まないと体を壊しますよ。」
という忠告を聞くことが多いにもかかわらず、ついつい仕事を優先してしまう。
しかし、そういう私も年貢の納め時が来たのか。
先週、お腹周りにデキモノができ、腹筋も痛さがとれないため、
念のため病院に診断にいってみると、
「ひどい帯状疱疹だから、すぐに入院した方がよいですよ。」
と言われてしまいました。
私自身、痛みはありましたが、入院するほどではないとも思ったので、
自宅で療養し、様子見をすることにしました。
ただ、帯状疱疹は、少なくても1週間の安静が必要なので、
仕事をどうするかが問題だったのですが、社員のサポートや周りの理解もあり、
そして、いろんな偶然も重なり、ほぼ1週間体を休ませることができました。
会社を経営していると、やるべきこと考えるべきことがたくさんあるので、
こういう機会がないと、体も頭も休めることはないなとも思います。
こうやって休む機会をもらえたことも天からの恵みです。
一方、ちょうど12年前、新銀行東京を立ち上げようとしているとき、
5000人以上が応募してきた採用統括をやっていた私は、
急性腸炎の兆しを体で感じたので、やばい!と思ったのですが、
今、ここで私が休んだらすべてが止まってしまうと、
何とか腸の痛みが取れることを願い、仕事に集中している中で、
いつの間にか痛みが取れてしまっていました。
若いからできたことかもしれませんが、どうしてもやらなくてはならないことが
ある時には、体も無理がきく、というのも事実なのでしょう。
もちろん、無理を続けると、今回の私のように、大変な目にあってしまうので、
ほどほどにすることが大事ではあります。
自分の体からのメッセージや周りからのメッセージを上手く受け取ることが
できれば、もう少し豊かな人生が送れるのかな、と改めて感じています。
皆様も、どちらかというと、無理をされる方が多いと思いますが、
特に体力消耗が激しい夏場は、体からのメッセージを聞いてみて、
上手く休息をとるよう心掛けてください。
投稿日時: 2016年8月15日 5:24 PM トラックバックURL