1か月後に提出するレポート
まだまだ時間があると思っているうちに、提出期限が迫ってしまい、
慌てて作成し提出する、
そんな経験をされている方は多いことでしょう。
もちろん、私自身もしょっちゅう経験していることなのですが、
その度に、怠惰でなまけ者の自分に気づき、
そんな自分に嫌悪感を持ちつつ、次回こそは、もっと早めに準備しよう
と思っても、次回も結局同じ結果になり、その嫌悪感が深まっていきます。
しかし、一方、冷静になって考えてみると、
提出期限間際に、もう間に合わないかも、と思っていたレポートが
期日までに、それなりの出来で仕上がってしまうことにも気づき、
火事場の馬鹿力というか、秘めた力が自分にあるんだなとも思います。
(これがまた変な自信にもつながってしまうのですが^^;)
最近で、自分の秘めた力というか火事場の馬鹿力を感じたのが、
今年の2月に社会起業大学主催で開催され、500名を集めて大成功した、
ソーシャルビジネスグランプリ2016でした。
もちろん、その成功は、多くの方の多大なご協力があったからこそ、
ではありますが、準備を開始した当時は、本当にそこまでのイベントに
出来るのか正直不安でした。
しかし、多くの方の期待に応えるためにも何としてでもやってやると決意し、
イベントの開催日に向けて、一心不乱に準備した結果が前述のとおりとなり、
私たちにだって出来るんだと感じ、自信につながりました。
人は追い込まれると、自分が思っている以上の力が発揮でき、
逆に、追い込まれないかぎり何も実現できない、と
私の経験及びキャリア支援の経験を通して感じています。
そこで、自分の秘めたる力や潜在能力を生かすための方法が、
やりたいこと、やるべきことに対して、
「期日を入れる」
そして、それを人に宣言して自分を追い込むことです。
「起業をしたいのですが、どうしたらよいでしょうか。」
という相談がよく来るのですが、
その際に、起業する時期を決めていない人が多く、
いつか起業したいと言っている限り起業はできない、
という話をしています。
自分の潜在能力を生かすためにも、
“期日を入れて周りの人に宣言する”
を実践してみてください。
そうすれば、自分が気づかなかった能力に気づくかもしれません。
投稿日時: 2016年6月15日 9:28 AM トラックバックURL