昨日は、リソウルの社員として、そして社会起業大学の事務局として大活躍をした、小澤雄一さん(通称:オザワールド)の送別会が、開催された。
オザワールドは、2月でリソウルを退職し、4月より埼玉県の小学校の先生になる。
大学卒業をしてすぐに先生をしていたので、ビジネスの経験を積んだのちに、小学校の先生に戻る形だ。
オザワールドは、もっとも大変な社会起業大学の立ち上げ期に、孤軍奮闘の活躍をしてくれた。おかげで、社会起業大学は、多くの支援者、そして何よりも貴重な素晴らしい入学者をたくさん得ることができた。
いよいよこれから今までのがんばりが報われるぞ!
そういう機会であるにもかかわらず、
オザワールドから、
”教職に戻りたい”
という希望を聞いたときは、正直、耳を疑ったし、その動機を理解できなかった^^;
あまりにも厳しい就労環境だったので、それが嫌で逃げ出したのではないかと、思うことさえあった。
しかし、その疑念は、昨日の彼のスピーチを聞いてふっとんだ。
「私は、社会起業大学の皆さんが、本気で自分の夢ややりたいことと向き合って試行錯誤する姿に、本当に感銘を受けました。
そして、皆さんの本気な姿をみているうちに、自分も頑張らなくてはと思うようになり、自分の道を再考することになり、先生の道を選びました。」
と、うっすらと涙しながら心を込めて話をしていた様子をみて、すべてが理解できた。
そう、事務局として学生の皆さんをサポートしていたオザワールドが、学生の皆さんの本気の様子をみて、自分の本気に火がついた、ということなのだ。
事業の立ち上げをともにしたオザワールドが、リソウルを離れることは本当に残念ではあるが、それが、本人が原点回帰(リソウル)した結果としてであれば、致し方ないし、逆にとても喜ばしいことである。
苦しい経験を通して、原点回帰(リソウル)した人はとても強い。
オザワールドにとって、これからが本当のスタート。
彼が、小学校の教諭として、キャリア教育の推進者として、大きく飛躍することを心から願いたいし、応援していきたい。
がんばれよ~ オザワールド。
そして、本気を伝播させてくれた社会起業大学のみんな、本当にありがとう!
投稿日時: 2011年2月18日 4:13 PM トラックバックURL