政治に期待することとして、
「未来への不安を払拭してほしい。」
という声をたくさん聞く。
しかし、はたして、未来への不安を払拭することなんて出来るのだろうか。
そもそも、震災も含めた自然の大きな変化がいつ起こるかなんて分からないし、身の回りも含めて、いつどんな変化が起こるのかも、わからない。
それを私たちは多くの犠牲を払って心に刻んだはずだ。
だからこそ、先ゆきの不安を考えるよりも、どんな変化があっても対応できる準備をしつつ、 逆に、先ゆきでどんな変化があっても後悔しないよう、今を一生懸命生きる、 それが大事なんだと思う。
そう考えると、 これまでの社会は、
『不安のない社会』
という幻想を追いかけていたのではないかと思える。
皆それぞれが、今、ここで、 少しでも自分たちが暮らす社会を良くしていこうと思い、
目の前にある、やるべきことに一心不乱に取り組む、
そして、それらの活動こそが良き未来を創っていく! と信じることこそが、
『未来への希望の持てる社会』 につながると思う。
一人一人の、その小さくてもかけがえのない活動が、より良い社会に、そして未来への希望の持てる社会につながる。
今こそ、一人一人の自発的なそして社会起業家的な活動が求められていると強く思う。
投稿日時: 2012年11月20日 12:43 PM トラックバックURL