今やっている仕事にやりがいや面白みを感じなくなった時、
『転職』という選択肢も頭によぎることかと思います。
その時に、以下の寓話を思いだし、
再度、今やっている仕事の意義を見つめなおしてみると、
違うやりがいが見えてくるかもしれません。
<寓話:二人の石切り職人>
旅人が、ある町を通りかかりました。
その町では、新しい教会が建設されているところであり、
建設現場では、二人の石切り職人が働いていました。
その仕事に興味を持った旅人は、
一人の石切り職人に聞きました。
「あなたは、何をしているのですか。」
その問いに対して、石切り職人は、不愉快そうな表情を浮かべ、
ぶっきらぼうに答えました。
「このいまいましい石を切るために、悪戦苦闘しているのだよ。」
そこで、旅人は、もう一人の石切り職人に同じことを聞きました。
すると、その石切り職人は、表情を輝かせ、生き生きとした声で、
こう答えたのです。
「ええ、いま、私は、多くの人々の心の安らぎの場となる
素晴らしい教会を造っているのです。」
<寓話は以上です>
仕事の意義のとらえ方にとって、日々の仕事に対する姿勢も
変わってきます。
もし、仕事のやりがいを感じなくなっている方がおられましたら、
今一度、仕事の意義を見直してみるのもよいでしょう。
投稿日時: 2017年6月15日 3:45 PM トラックバックURL