今や生きる伝説になりつつあるイチロー選手。
そのイチロー選手の有名な名言。
『小さなことを積み重ねるのが、
とんでもないところに行くただ一つの道だと思います。』
また、イチロー選手は、打者にとって最もあたりまえと言える
「素振り」について「ちっとも面白くない」と言っています。
しかし、その面白くない素振りを誰よりも愚直に、毎日毎日、
丁寧に繰り返すことができる。このことが超一流になっている
理由の一つであることは、皆さんも理解されていることかと思います。
では、イチロー選手の名言の中の「小さいこと」を、
普段の仕事に置き換えるとどうなるでしょうか。
仕事内容によって変わってくるとは思いますが、
例えば、期日を守る、メールはその日のうちに返信する、
仕事の前に一日のやるべきことを確認する、約束の時間には
遅れないようにする、お客様情報を確実に記録しておく、
身の回りの整理整頓を毎日やる、などなど、
一回ぐらいやらなくても問題は起こらないけども、やり続けることで
価値が出ることって結構あると思います。
こういったつまらなそうな作業をやり続けるのは、出来そうで出来ない
ことでもあります。
どうしたら続けられるのか。
イチロー選手の場合は、少年の時に抱いた大リーグ選手になる目標、
そして、大リーグ選手になった後は、誰も無しえない記録を打ち立てること
を目標として日々積み上げていったと思います。
私たちも、イチロー選手のように大きくはないかもしれませんが、
自分の心がワクワクする目標をもって仕事に臨めれば、日々の作業も
こなすことができるのでしょう。
もし、目標が見つからないとしても、前回のメルマガで紹介した
「二人の石切り職人」の寓話からわかるように、
自分がやっている仕事(作業)の先にあるやりがいをみつけることが
できれば続けられるでしょう。
私もお金中心の資本主義のシステムに代わる社会システムを創る
ことを目標に日々のつまらない作業を真剣に積み上げていこうと
思います。
投稿日時: 2017年7月15日 3:46 PM トラックバックURL