忘れもしない、今年の1月7日、私の本当の師匠と呼べる方と出会った。
その方が私の思いを理解し、そしてやさしい言葉をかけてくれたことがとてもうれしくて、そばに学長がいるにもかかわらず、声を出してうれし泣きをしてしまったほどだ。
その方とは、多摩大学教授で、社会起業家フォーラム代表の世界的なエコノミスト田坂広志さん。
田坂さんは、『リソウル』という会社の名前にも、とても興味を持って下さり、その名前に込めた思いを理解して下さったとともに、その社名を掲げて活動する私たちの本気度も肌で感じて下さったようだった。
その時、私が受けた感動や喜びは、今思い出しても涙が出てくるぐらいのものだ(^^;)
そして、その田坂さんが、社会起業大学の入学式に、わざわざお越しくださり、祝辞を述べて下さったのだ!
その時の喜びようは、皆さん想像がつくと思う。また、田坂さんがくることを、(スタッフの良い配慮で(^^))私のみが知らされてなかったのもだから、その喜びようはきっと異様だったんだと思う。
やはり、この社会起業大学は、何か得体の知れないほど大きな力で動かされている感じがしていて、これからももっとすごいことが起こりそうな、そんな予感がある。
以下は、入学式のときに、田坂さんよりいただいた言葉である。
「私は早稲田で大学生に社会起業の話をすることがあるのですが、そのときによく受ける質問があります。それは、『社会起業家になりたいのですが、 どんなテーマを選べばいいのでしょうか?』というものです。
私はそんなとき、『社会起業家はなろうと思ってなるのではないものかもしれないね』と答えるようにしています」。
「肝心なことは、どんなテーマを選ぶかではなくて、自分の原体験を知ることなんです。 たとえ20年ほどの人生であっても、魂がふるえるような瞬間や出来事があったと思います。
たとえば、家族の介護をしているときだったかもしれないし、海外に留学していたときだったかもしれない。その原体験こそ、これから歩む道の手がかりになるのではないでしょうか。起業し、経営すると、幾度も困難にぶつかります。そんなときにも、足を進めさせてくれるのは魂の原体験なんですね。
田中さんと中村さんが社会起業大学を構想したときにも、彼らを動かす魂の言葉があったのではないでしょうか。その言葉に導かれたのだと思います。お二人と話をしたとき、彼らの雰囲気や表情から、そういったものがにじみ出ていました。」
「みなさんはいま、素晴らしい道のりを歩き出そうとしています。迷ったときには、どうか魂の声に耳を傾けてください。
それこそが人生を正しく歩む羅針盤になってくれる声なのです」
以上
これからも魂の声に導かれるままに進もう!
そうすればきっと、自分にしかできない、社会への貢献が実現するんだと思う。
投稿日時: 2010年4月15日 11:00 PM トラックバックURL