弊社が運営する社会起業家育成に特化したビジネススクール『社会起業大学』。
そこに通う高校を卒業したばかりで起業を目指す学生が、この言葉を言い放った。
『動けば、わかる』
は、社会起業大学で大事にしているモットーで、社会に役立つビジネスを創りあげるため、そして、自分の本当にやりたいこと、やるべきことを見つけていくために、とにかく動くことの重要性を伝えている。
しかし、単に動くだけでは、本当のことはわからず、何度も何度も壁にぶつかりながら、苦しい状況でも動いていく、つまり、もがくことで大事なものが見えてくると、いうのが
彼のメッセージなのだ。
私自身も、まったくもってその通りだと思ったし、自ら事業を起こしてきた体験を振り返っても、難しい課題に真剣に立ち向かい、なかなか結果が出ず、苦しみ焦りながらも、
何とかしようともがいている中で、道が切り拓かれた経験を何回もしている。
ビジネスは、キレイごとだけでは、成り立たないのだ。
もっともらしい事業プランや、先が見通せる範囲の行動計画だけでは、良い事業は生まれてこない。
では、もがくためにはどうすればよいか。
それは、もがかざるをえない状況に自分を追い込めばよいのである。
例えば、実現するにはなかなかハードルの高い目標を設定し、周りに公言すること。
もちろん、自分が本気で実現したいことがあれば、その実現に向けて、もがくしかない状況になる。
大変だなと思う点もあると思うが、もがいた分だけ成長できる。
これは、真実である。
これまでどれだけもがいてきたかを振り返るとともに、今後、意識して、もがかざるをえない環境をつくってみてもよいでしょう。
投稿日時: 2018年12月15日 3:55 PM トラックバックURL